そのうちきっと大きな声で 笑える日が来るはず

もう藤田俊哉ジュビロの選手じゃないんだから、磐田カテゴリで書くべきものかと迷ったのですが、新聞記事の磐田選手コメントやOle Ole Jubiloの話もしたかったので、やっぱりこれで。
そもそも私、下のエントリじゃあ去りゆく俊哉さんに関する話がまだまだちっともまとまってねーよ…orz


全ての記事を載せるのも今更なので、気になったものだけピックアップ。


「磐田誇りに思う」 名古屋に移籍 藤田、古巣に別れ (6月6日/ShizuokaOnline.com)

 ロッカールームの荷物の整理なども済ませた藤田は「(選手たちには)ここでみんなとやれたことを誇りに思うと伝えた」と感慨深げに話し、「自分がサッカーで成長したことのすべてがここにある。入団したころからのすべてが素晴らしい経験だった。簡単に『悩む』という言葉では言い表せない日々の繰り返しだったが、新しい挑戦に向かって決断した」などと説明した。
 クラブハウスを出る前にはサポーターから「頑張れー」の声が飛び、「温かい声援を送ってくれたサポーターにも感謝の気持ちでいっぱい」と目を潤ませる場面も。サインや握手にも丁寧に応じて別れを告げた。


移籍決定ということを公式で知ったときは、まだまだ実感が沸かなかったけれど…。
今は、この人の言う「誇りに思う」という言葉にどれほどの重みがあるのかということを、ひしひしと感じてきています。


Ole Ole では俊哉さんの「声」でまた改めてコメントを聴いたけれど、本当に感極まったような、咽の奥が熱くなっているような、今にも堰を切っていろいろなものが溢れ出てきそうな感覚に、気がついたら涙がこぼれていた自分に驚いたものです。
それはもう、本当に自然に、静かに。
悲しいとか切ないとか、そう簡単に言葉では言い表せないような…いろんなものが入り交じった、複雑な感情を載せて流れてくれたように思ったのだけれど。…やっぱりよく、わからないや。


藤田移籍 前向きに話す名波、中山 チーム活性化全員が努力 磐田が練習を再開 (6月7日/ShizuokaOnline.com)

 名波は「引退まで一緒にやるつもりだった。高校から15年近く一緒にやってきて、自分のあこがれの存在を失うことは痛い」と表現。「今いる人間がそれを補うだけの努力をしていかなければいけない」と前向きに話した。中山も「チームに与えるものは大きいかもしれないが、自分たちはシーズン途中で立ち止まるわけにはいかない」と活性化させることを強調した。

 山本監督は「代表組がいない中でいい再スタートが切れた。リーグ後半のムードを生かしていきたい」と強調。藤田については「残ってもらうことが1番良かったが、彼が選んだ人生でもある。トシヤも自分たちも前に向かって進んでいくことが大切」とエールを送った。


当たり前のことだけれど、ファンやサポーターが感じている以上に、昔から一緒にやって来ていた選手たちの方が、その喪失感はずっとずっと大きいものなんだろう。
それでも立ち止まってはいられないのは、出ていく人も、残った人たちも皆同じ。それがプロの世界。それがサッカー。
俊哉さんが、チームが、それぞれがそれぞれの未来のために道を別れたということが、これ以上ないほどの「最善」だったんだと思いたい。そう思えるためにも、進んで欲しいと願うしかない。


さよならは言わないけれど、ありがとう俊哉さん。
でもまたいつか、きっといつかはジュビロに戻ってきてね。


Ole Ole Jubilo


前述の通り、冒頭の俊哉さんのコメントで涙したわけですが…。
途中からのDJうーにー進行ヤングジュビロたちに生暖かい笑いをもらいました★(笑)
いや〜なかなかどうして上手いもんですね、キクったら。さすが若手たちを統率するだけはあります。もっともっと磨けば立派にピンで進行していけそうじゃないですか?
個人的にはベテランとの絡みも聴かせてもらいたいところだけど、まあ、そーなるとキクの喋るヒマも無さそうな人たちもいるのか…。(笑)


しかし、「ビッグベアー」って言葉がまさか選手間でも使われてるとは思わなんだ…。連呼するんじゃないよあんたたち!試合観るときに思い出しそうになんじゃねーか!(笑)
キクの口から「自分たちのときはベスト8っていう中途半端なものだったんで」とか「坂田くんが得点王獲った」とかいう話が出てきて、そーいやそうだったなーと。なんだろ、そんなに経ってないはずなのに、すっごい昔のことのように懐かしく思えるのは(笑)。韓国戦には燃えたっけなぁ…。
あの時と比べると今のU-20にはかなり自分が疎いことをひしひしと実感。が、がんばります。
とりあえずカレンとにーにょは公約(「平山越え」&「FK得点」)をしっかり守るように!


この企画、どうせだったら若手で固めるよりもベテランも中堅も取り混ぜて話して欲しいな〜と思うんだけど、そうなるとやっぱり若手が萎縮しちゃってあんまり話せない(暴走しづらい)かな。若手は若手同士で絡んだ方が面白そうな話もまだまだすんなり聞けそうだしな〜。
まあ若手に限らずまたやってほしいですよね、この企画。たぶん評判良いだろうから、プチ恒例化をほんのり期待してみよう…。